2015/12/19

これこそクールジャパン!「トイレットペーパーの先を自動的に三角折りにするトイレットペーパーホルダー」

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こんにちは!にしじゅん(@jnishimu)です。

先週になりますが気になるニュースがあったのでピックアップしておきます。

かゆいところに手がとどくというか、そこ自動化してくるかというような日本らしい発明だと思います。 日本のモノづくりはここ最近元気がないイメージがありますが、こういう大きなインパクトはなくともおもしろい取り組みはいっぱいありそうですね。 あとはこれをいかにビジネスに結びつけるかだと思います。

おもてなしの心が発明の原点

まずは動画を御覧ください。

長野県岡谷市長地の技術開発支援会社「世界最速試作センター」は昨年、トイレットペーパーの先端部を 自動で三角に折り畳む機能が付いた電動式ペーパーホルダーを発売した。販売実績はまだ約500個だが、 アイデアと技術力に注目が集まり、ニュース番組などでも紹介された。関係者は、2020年の東京五輪で 外国人観光客の増加を見据え、「新たな日本のおもてなしに」とアピールしている。

このペーパーホルダーを開発した「世界最速試作センター」という会社はたった6名の従業員の会社で、しかもいずれも製造業の定年退職者が中心ということです。 技術力やアイデアには年齢は関係ないということですね。

2020年の東京五輪の外国人観光客の増加を見据えるなんてのんきなことを言っていないでどんどん売り込んで言ってほしいです。 ビジネスがわかる人と組むのがいいかもしれないですね。

ターゲットは高級レストランがいいのではないか

個人的な意見になるのですが、デザインがチープな気がします。 もっとシンプルかつ高級感のあるデザインのものを作って、高級レストランやホテル、表参道ヒルズなどのようなハイグレードな商業施設に売り込めばもっと売れるような気がします。

家庭用に自動的に三角に折る機会が必要かといえばそう需要は高くない気がします。 ちょっといい施設から徐々に広がっていって、最終的には家庭にも浸透するという形ならイメージしやすいです。

こういう会社を応援したい

「世界最速試作センター」という社名からして、モノづくりを楽しんでいる雰囲気が感じられます。 モノづくりが好きな人たちが集まっているのでしょうね。

こういうモノづくりの発想にビジネスやデザインの部分が加われば、かなりいいものになると思うのでそういう人たちが出会える仕組みができたらいいなと思います。 今回のトイレットペーパーホルダーもニュースになることでビジネスやデザイン面の協力者が出てきて、いいものになっていくのかもしれませんね。

こういうある意味くだらない発想からの発明ってとても好きです。 目の前のことに追われている普通のサラリーマンにはあまり思いつかないことのような気がします。

僕も余裕を持って、遊び心も忘れずに仕事と向き合いたいなと改めて思いました。


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