2015/11/16

デザインは見た目だけじゃない、ロンドン五輪に学ぶ持続可能な都市型東京五輪。

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こんにちは!にしじゅん(@jnishimu)です。

今回は2020年に東京オリンピック・パラリンピックを開催するにあたってとても貴重な内容が津田マガのvol188に記載されていました。

新国立競技場旧整備計画の白紙撤回、エンブレムの再公募など問題が山積みですが、どのような視点が必要なのでしょうか。 そのヒントはロンドンオリンピックにあったようです。

ロンドン五輪で見せたかったもの

とても興味深い内容の1つにロンドン五輪の競技場の「安っぽさ」がありました。 最近の報道でも感じるようにオリンピックの競技場作りというと、とても豪華なものを思い浮かべますが、ロンドン五輪はそうではなかったと。

対談相手の山嵜氏が担当した馬術会場は鉄パイプと布だけの祭りのやぐらのようだったようです。 メイン競技場も客観的に見て安っぽかったようです。

しかし、実際のオリンピックを迎えてその理由が「本当にオリンピックで見せたかったもの」にあったと理解したということでした。 競技場はあくまでもおまけで選手の活躍やロンドンの都市の背景を見せるための作りになっていたのです。

マラソンもロンドンの街中を走るように設計され、観光名所が広く知れ渡るような中継がなされました。 これを見た世界中の人は五輪が終わってもロンドンに行ってみようと思うでしょうね。

こういったことを考えて設計することもまさにデザインといえるでしょう。

競技場は壊したっていい

新国立競技場はオリンピックが終わった後の使い方として、コンサートを実施することを強調していました。 しかし、それは一部の使い方に過ぎません。

ロンドン五輪の会場は前述した馬術の競技場はなくなって公園になっており、メイン会場も最も人気のあるサッカー専用のスタジアムとして生まれ変わっているようです。 新しい競技場を作って、その後 20年、30年後にどうあってほしいかも含めて議論する必要がありそうです。

それは東京のあの場所に立てるということも含めて、都市とマッチすることが大切です。

秋葉原で100m走!?

記事の中ではアイデアベースでおもしろい提案もされていました。

秋葉原に会場を作ってやっちゃう。 秋葉原は今の日本の象徴みたいなもので海外の人にも人気があるスポットです。 それを考えると1つの案としておもしろい。

他にも明治神宮、東京駅、国会前などなど。 既成概念を取り払って、東京をアピールするという視点を持つといろいろなアイデアが出てきますね。

いずれにせよ、海外の人の目線を意識して、観光のきっかけになるようなものになると良さそうですね。

まとめ

こういった視点でみんなで東京オリンピック・パラリンピックをどうしたいかを考えると、東京オリンピック・パラリンピックが自分ごとになってもっともっと盛り上がるような気がします。

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