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こんにちは!にしじゅん(@jnishimu)です。
今月9月に世界最大の映像ストリーミング配信サービス「Netflix」が日本でサービス開始、同じ月にAmazonがプライム会員を対象にした定額動画配信サービス「プライム・ビデオ」スタートと、日本での動画配信が盛り上がりを見せてきています。
今回の「津田マガvol.189」ではそんな動画界隈の話や既存の地上波テレビへの影響などが対談として語られています。
大変お待たせしました、先ほど津田マガvol189を配信しました! 今回は西田宗千佳さんとの動画配信最新事情トークに加え、西田亮介さんの新著『メディアと自民党』の一部無料公開もあるW西田回でございます。どうぞお楽しみに! https://t.co/qwTr69ev7D— 津田大介の「メディアの現場」編集部 (@tsudamag) 2015, 11月 23
音楽、電子書籍で起こったことが動画で起こっている
音楽はいろいろなサービスからダウンロードして購入することがかなり定着しています。 そして、電子書籍についてもここ最近でブームは落ち着き1つのスタイルとして定着したと言えると思います。
個人的に動画に関してはテレビが大画面、高画質の道をたどっているので、スマホの強みは音楽、電子書籍ほどはないと思っていましたが、最近の様子を見るとそういうことでもないみたいです。
電車の中で移動中に動画を見ている人はちらほら見かけますし、家でもあえてテレビ以外の端末で動画を見るということもそれなりにあるような気がします。要はコンテンツなんですね。
そこにAmazonや世界最大の「Netflix」が入ってきて、いよいよ人々の生活に定着かという雰囲気が漂ってきています。
SVOD(エスヴォッド)とは
実は動画配信ビジネスというのは前々から十分定着しています。 YouTubeやニコニコ動画の無料で見れる動画についてはもう当然のようにみんな使っているわけです。
今話題になっているのは月額定額のサブスクリプション。 subscription video on demandという形式のもので業界では「SVOD(エスヴォッド)」と呼ばれているらしいです。
これまでの動画には3パターンがあります。
- 作品、タイトルごとに課金
- ユーザーは無料で広告が入る
- SVOD、月額料金を払えば見放題
無料配信の部分で爆発的に利用されるようになって、今コンテンツに対してお金を払えるかという段階にきています。 当然お金を払ったほうがいいコンテンツは手に入りますが、そこに価値を見出せるか、配信側も高品質の動画を提供できるかがポイントになってくるのでしょうね。
日本の配信サービス
YouTubeやAmazonのプライムビデオ、Netflix、Huluなどよく名前を聞く動画サービスは海外のものばかりですが、国内サービスもそれなりに奮闘しているようです。
ドコモのサービスdTVは500万人の利用者がいるとのことで、これは結構大きな規模ですよね。 しかし、これにはちょっとしたカラクリがあってドコモの携帯電話を契約や機種変更するときに強く営業をする、他の携帯電話の会社でもいろいろなオプションをつけられることあります。 よくわからずにとりあえず最初の数ヶ月は無料だからと言われて契約しますと答えると店員が申し込み用紙に「レ」のチェックをすることからレ点営業と言われているらしいです。
インターネットの世界でも、何かを登録するときにメール配信設定がデフォルトでチェックが入っていたりしますよね。 ああいう感じです。
この方法で会員を増やして、コンテンツにもそれなりに力を入れていて、国内サービスでは頑張っていた方だと思います。
これからは独自コンテンツ重視か
これから動画配信の競争は激化していくのは間違いありません。 今は配信されているコンテンツ自体に差があって、みたいタイトルがあるサービスを選んだりする段階でしょうか。
しかし徐々にその差がなくなったり、1社がやたら強くなったりしてきたらものをいうのがオリジナルのコンテンツだと思います。 そこにお金をかけれるか、ユーザーは結局見たいコンテンツがあればお金を払うようになるのは音楽、電子書籍が証明しているのです。
オリジナルコンテンツ作りに関してはテレビが強いというのもあると思うので、テレビ局と組んだりすることも1つの手ですね。
まとめ
インターネットで動画を見るということはもう定着しています。 これからはいかにコンテンツにお金を払ってもらって、それをまたコンテンツの強化に回せるか。 勢力図がどうなっていくか、しばらく目が離せない分野ですね。
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