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こんにちは!にしじゅん(@jnishimu)です。
今回の号は、2回に分けて書きたくなるような(じゃあ書けよって話ですが)濃密さとボリューム感でした。
1つは、雑誌『SWITCH』の藤原新也さん特集に掲載された藤原さんと津田さんの対談、もう1つは今年1月1日にJ-WAVEの「JAM THE WORLD」で放送された新井紀子さんとのスペ シャル対談。
先ほど津田マガvol197を配信しました。今回は『SWITCH』誌上で行われた藤原新也さんとの対談の完全版に加え、新井紀子さんに人工知能の進化と未来について伺った対談など読み応えたっぷりの内容でお届けします。速水さん書評もありますよ!https://t.co/geN28tMZRF
— 津田大介の「メディアの現場」編集部 (@tsudamag) 2016, 1月 27
本当にメディアが好きなんだとわかる新聞部のエピソード
1つ目の藤原新也さんとの雑誌『SWITCH』での対談。2人のメディア論が経験してきたメディアとの関係やその時代のニューストピックと絡めてたっぷりと語られています。
藤原新也さんの新しいメディアとの付き合い方「まずは取り入れる」という姿勢は、保守的な人にはなかなかできないことだなと感心しました。 やっぱり自分の地位や立場を守りたい人は、新しいものは排除する方向に動くと思うのです。 新しいものを取り込んでいく姿勢は、いつまでも胸に刻んで見習いたいなと思います。
1番印象に残ったのは、津田さんの新聞部の話。 この人は本当にメディアというか、人に伝えることが好きなんだなと感じました。 そして、ただ書くだけではなく、それを読者に届けて、反応をもらうというところに喜びを感じているということもわかりました。 ファンを作ることって大事だし、その人たちを意識するのも特にネットメディアでは忘れがちですがすごく大事なことです。
僕もこの記事で津田マガっておもしろいよってことが伝わって、興味を持ってくれればとてもうれしいし、さらにツイッターなんかでコメントもらうと飛び上がるくらい喜んでいます。
メディアと言うものを改めて考えるいいきっかけでした。
ロボットは東大に入れるか。
AIを東大入試に合格させるプロジェクト「ロボットは東大に入れるか。」というものをみなさんはご存知でしょうか。 僕は大学院時代の教授が言語処理分野の共同研究者として入っているので(横浜国立大学の森辰則教授です)、少し前から知っていました。
本プロジェクトは、国立情報学研究所(大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構)が中心となって1980年以降細分化された人工知能分野を再統合することで新たな地平を切り拓くことを目的に、若い人たちに夢を与えるプロジェクトとして発足しました。 本プロジェクトの具体的なベンチマークとして、2016年度までに大学入試センター試験で高得点をマークすること、また2021年度に東京大学入試を突破することを目標に研究活動を進めています。これまで蓄積された人工知能の各要素技術の精度を高め、情報技術分野の未来価値創成につなげるとともに、人間の思考に関する包括的な理解を内外の研究者とともに深めていきたいと考えております。また、本プロジェクトでは、日本における学際的な知識・先端技術を集積するだけでなく、国際的な連携も視野に入れ、研究活動を進めてまいります。ロボットは東大に入れるか。より
東大合格をベンチマークにしているところがおもしろくて、本来のAIの目的は人の役に立つことなんでしょうが、なかなか一般的に理解されにくい部分があるので、分かりやすい東大合格をベンチマークとして採用しているのだと思います。
東大受かったってなれば、なんだか凄そうですもんね。
2015年11月現在で、大学入試センター試験模試の偏差値で全国平均を上回ったというから驚きです。 これは私立大学のおよそ8割と国公立大学の33校で合格の可能性がA判定になったということらしいです。
AIの話が出てくると、「人間の仕事がなくなる!」という議論がよく出てきますが、ロボットやAIができることは人間がしなくてもいいんです。 人間はより好きなことや、人間にしかできないことをやれるのでむしろ歓迎するべきです。
AIやロボットはどんどん進化しているのに、人間の思考が保守的で進化しないのはなんだか悲しいですよね。 好きな仕事ややりたいことを考えておいた方が良さそうですね。 あとは教育や学ということもこのような世の中の動きに合わせて変わる必要がありますね。
ツイッター上の感想など
SWITCH最新号が藤原新也さんの特集。著名な写真家だけどあまりよく知らなかった。津田大介さんとの対談がスタンスを掘り下げていてわかりやすい。(対談は津田マガ https://t.co/z2ggPRHmwx で完全版を読んだ) https://t.co/fLAEjFCfIf
— AND THEN Books (@yensui) 2016, 1月 29
津田マガ197、藤原新也さんとの対談。ちょうどコミュニケーションとしての表現について考えていたこともあって面白かった。SWICHも読んでみよっと。https://t.co/1TdsBS2AXb
— 河野アミ (@vitamigo) 2016, 1月 27
津田マガ197:“紙の場合は反射光で文字を読む。そのとき、人間の脳は「分析・批判モード」になっているので、間違いを発見しやすい。”
これも物凄く納得。画面だと間違えを見つけられないんだよな
— 車は10年目に突入! (@keicar1211) 2016, 1月 27
津田マガ197。文章を校正するときにPC画面で見るよりも紙で見るほうが精度が高いことについて、マクルーハンが説明していたというのに、ほおお、となる。大事な手紙とかも同じことがあるものなあ。あと津田さんの高校時代の新聞部の話は何度読んでもすき。
— くらら。 (@kurarachang) 2016, 1月 27
新しい気づきや記事内容を深掘りする感想が多数見られました。
まとめ
津田さんの守備範囲はどんだけ広いんだろ。 僕も見習わないと。
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