2015/12/14

恋愛しない若者たちをインターネットの発達から考える。(津田大介の「メディアの現場」vol.192 / 津田マガ)

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こんにちは!にしじゅん(@jnishimu)です。

今回の津田マガでは「恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚 (ディスカヴァー携書)」の著者である牛窪恵氏との対談が掲載されていました。

少子化の原因の1つだと言われている若者の恋愛離れですが、この話とインターネットの発達は切っても切れないもののようです。 その辺りを僕なりにまとめてみたいと思います。

 

恋人がほしくない若者たち

リクルートマーケティングパートナーズが2014年に実施した調査によると、20代男性の76%、20代の女性の60%に恋人がいないことがわかりました。では、恋人がいない人たちは恋人をほしいと思っているのでしょうか。今年、内閣府が発表した調査によると、なんと「ほしくない」と答えた男性は39.7%、女性は41.1%と、恋人がいない20代男女の4割が、特に恋人をほしいと思っていないということなんですね。

こうなってしまうのは現代社会に「楽しいこと」が溢れているからだと思います。 友達とショッピングをした方が楽しい、ゲームをした方が楽しいなど「楽しいこと」はいろいろありますが、インターネットの進化による「楽しいこと」が爆発的に増えているように感じます。

YouTubeで動画を見る、楽しかったことをFacebookに投稿する、アイドルのブログをチェックする。 今では見るだけの一方通行ではなく反応が返ってくることだってあります。

メルマガ内では恋愛が「ワン・オブ・ゼム」になっていると表現されています。

SNS社会では人目を気にしなければいけない

インターネットの進化の中でSNSの登場は大きな出来事でしたが、若者の恋愛事情にも少なからず影響してそうです。 男女関係の投稿をアップすると批判の対象になったりする。

そうなると表面上の付き合いのためにSNSを使ったり、裏アカウントと呼ばれる複数アカウントを作って投稿しなければいけなかったりといろいろ気を使うことが多そうです。

こうしてSNS疲れに陥って恋愛からも遠のいてしまうということです。 SNSもただのツールなので、使い方を間違えなければSNS疲れということにもならないのでしょうけど、若者の事情はそうもいかないんでしょうね。

なんでも手に入る

Amazonに代表されるEコマース、YouTubeなどの動画コンテンツ、電子書籍もかなり普及しています。 女子の間でボーイズラブの漫画が流行ったりと、いまの時代なんでもカンタンに手に入ってしまいます。 しかもときには無料で。

検索1つで情報にアクセスできてしまうというのも「性のコンビニ化」ということなんでしょうね。

まとめ

ここでは若者の恋愛離れとインターネットの発達との関連部分について触れましたが、メルマガ内では他の視点からも触れられていてとても興味深い内容になっています。 気になる方はぜひ津田マガを購読してみてください。


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