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こんにちは!にしじゅん(@jnishimu)です。
安倍総理が打ち出した「新3本の矢」。 その中でも注目されているのが少子化対策。
それと時期を同じくして、社会学者の古市憲寿氏が書いた「保育園義務教育化」という書籍が注目を集めています。 政府が提案する子育て支援がいけてないのはなぜなのか。 そんなことがわかるメルマガの内容になっています。
津田大介氏( @tsuda )のメルマガ「メディアの現場」 vol. 191 【「保育園義務教育化」が日本のお母さんを救う?】 を配信しました! https://t.co/Rho5YDn7LM
— 夜間飛行 (@bookyakan) 2015, 12月 7
保育園義務教育化のメリットは?
まず子育ての問題を考えるときに起こる議論として「子どもを自力で育てる派」と「保育園を利用したい派」の構図になりがちですが、これは何も意味のないことです。 義務教育化にはどちらの保護者に対しても選択の幅を提供することになります。
例えば、「保育園を利用したい派」は、やはり働き続けたいという願望があるのだと思うし、「子どもを自力で育てる派」も数時間の空き時間はときどきはほしいわけです。 日本での子育ては「罰ゲームだ」と言われるほど大変なことが多いわけですが、それを制度で解決してしまおうということです。
経済効果もある
アメリカの実験結果では、幼児期に良質な教育を受けた子どもは大人になってから犯罪者になりにくいそうです。 これは少し極端な例かもしれないですが、家族という限られたコミュニティーにいるより少しでも外の世界に触れることで学ぶことはいっぱいあるというのは大人も子どもも一緒でしょう。
また、保育園義務教育化で女性が働きやすくなると炊事洗濯を楽にするためにいろいろな家電を買うというデータもあるみたいです。 これは短期的な経済効果になりそうです。
保育園義務教育化という概念が広がることが第1歩
おもしろいのは、今回の対談相手である古市氏が結婚もしてないし、子どももいないし、子どももそんなに好きでもないというところです。 社会全体を見渡して考えたときに必要だと感じたことが著書には込められています。
部外者が語ることで感情論にならずに考えることができるということもあります。 「保育園義務教育化」に関してはとても気になるのでKindleでポチりました。 読み終えたらまた書評を書きたいと思います。
ツイッター上の感想
津田マガVol.191についてのツイッター上の感想をまとめておきます。
津田マガ vol. 191より 少子化対策は最良の経済対策である 古市憲寿が語る「保育園義務教育化」論
国の行方か、経済対策か、待遇改善か、社会の劣化か、社会保障か、義務化という圧力か。様々な論点はあれど、要はヤるか、ヤらないか、手遅れだとしても…
— 茂川 創 (@shigesensott) 2015, 12月 8
津田マガvol.191 この対談読みたかった!おもしろかった。この本もっと話題になるといいと思う。育児環境は昔のやり方を据え置いても解決できないのだから、この提案に耳を傾けてみるところから始めてはどうだろうか。書いた古市さん、紹介する津田さん、お二人共いい仕事してる。
— たまごあいす (@ei_eis) 2015, 12月 8
津田マガ。古市さんの保育園義務教育化の話。ちょうど昨日は無資格保育士がつぶやきビッグデータで取り上げられてたけど。こちらは、共働きも専業も保育園が使いやすくなればええよなと。手が合けば余裕も出て更に消費行動も出てくるやろうし。それこそが人口増と生産性増になるやんと。
— noza8ouji (@noza8ouji) 2015, 12月 8
日本の保育園にまつわる問題がそこまで深刻だったとは。義務化することでマイナス部分を少しでも解消しないとお母さんたちは消耗され続けてしまう。プラス、口と提言だけは立派で実際にはほとんど具体的に動いていないという政府の二枚舌に騙されない生き方が鍵だと感じた→津田マガ191より
— ミツル@世界発信!旅人に訊こう (@satyu_) 2015, 12月 7
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