2015/12/06

ありがとうマリノスタウン、9年間の思い出と共にファン・サポーターが別れを惜しむ( #ThankYouMarinosTown )。

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こんにちは!にしじゅん(@jnishimu)です。

2007年以降横浜F・マリノスがトップチームから育成年代までの練習場、そしてクラブのオフィスとして利用してきた「マリノスタウン」が今年で解体されることが決まりました。 今日はファン・サポーターとのお別れの日ということで「マリノスタウン OPEN DAY」が開催されました。

普段足を踏み入れることができない天然芝のピッチやクラブハウスの中が解放され、マリノスタウンの素晴らしさを改めて感じつつファン・サポーターは1日を楽しんでいました。

金銭面も含めての決断だとは思いますが、このような素晴らしい環境をなんとかして残す術はなかったのか。 そんなことを考えてしまうほどこのマリノスタウンは立地、設備ともに素晴らしかったなと思います。

 

マリノスタウンの歴史

2007年にこれまで横浜市のあちこちに点在していたトップチーム練習場、育成年代練習場、クラブオフィスなどの1か所に集中させ、クラブのさらなるレベルアップを図るために建設された都市型サッカータウンです。 みなとみらい地区に造られたこのマリノスタウンによって、ファン・サポーターの利便性も格段に上がり、多くの人が一流の選手たちの練習風景を目の前で見ることが可能になりました(通常Jリーグのチームの練習場は交通の便が悪いところが多い)。

マリノスタウンの設備はクラブワールドカップで来日した、バルセロナやACミランの選手たちも練習場として利用し、絶賛したほどです。

ディフェンダーの中澤選手に移籍の可能性が浮上した際も、マリノスタウンの最高の環境で身体のケアをして長くサッカー選手を続けたいと思わせたほど。 確かにこの施設がなかったら多くのベテランが優秀選手に選ばれるような活躍はなかったのかもしれません。

 

最高の環境をレポート

本日参加した「マリノスタウン OPEN DAY」では普段入れない場所にも入ることができたのでその様子を少しレポートしたいと思います。

 

まずは何と言ってもこの青々とした天然芝。 とてもよく管理されていて、常にトップチームの選手には最高のピッチが用意されていました。 ここでの練習試合はスタンドもあって、正直観戦にお金を取ってもいいくらいの環境です。

 

続いては通称「岡田坂」。 当時監督だった岡田武史元監督が負荷の高いトレーニングを行うためにこの坂を走らせていました。 実際に登ってみましたがかなり急で、登りきったところの景色は最高でした。

 

続いてクラブハウス。 1Fのエントランスには数々の栄光が飾られています。 クラブハウス内のツアーは事前申し込みの抽選だったので残念ながら参加できませんでしたが、公式ツイッターのレポートを見る限りかなりうらやましい。

 

今日のマリノスタウンのピッチにはこんな場所も。 これは中村俊輔選手がフリーキックを練習するときのセッティング。 マリノスタウンにフラッと来ると、中村選手が目の前でフリーキックの練習をしているところに出くわしたりして、今思うとあれはとても贅沢なことだったんだなと思います。

 

ファン・サポーターが別れを惜しむスペースも

マリノスタウンのスタンド下のガラス面のスペースでは、メッセージを自由に書いていいようになっていました。 みんな思い思いのメッセージを書いていました。

マリノスの公式LINEスタンプのイラストを担当しているたるぞーさん(@taru_soccer)もたくさんの似顔絵を描いていました。

選手たちがインタビューを受けるスペースにもこんな似顔絵も。 マリノスサポーターの中ではおなじみのTVK「キックオフF・マリノス」のMCの波戸さんと小山愛理さん。 小山さんは取材にも来ていました。



選手・監督登場のサプライズも

トップチームはOFFに入っているということで選手の参加は原則なしという事前のアナウンスでしたが、何名かの選手たちとモンバエルツ監督が登場。 写真やサインの行列ができていました。

ファン感謝デーである「トリコロールフェスタ」とまた一味違って選手も普段着。 これはとても貴重な写真が撮れたのではないでしょうか。

僕もブラジルワールドカップの日本代表・齋藤学選手とモンバエルツ監督と写真を撮ってもらいました。

 

まとめ

とても至福の時間でした。 しかし、マリノスタウンがなくなってしまうのは悲しい出来事です。

なぜ選手やファン・サポーターにとってこれだけ素晴らしい環境がなくならなければならなかったのか。 そこらへんを明確にして、またいつか同じような環境、いえ今度はホームスタジアムも一体となるような最高の環境ができるようになればいいなと思います。


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