2015/12/06

四次元ポケットプロジェクトから学ぶ協業のコツ。(津田大介の「メディアの現場」vol.190 / 津田マガ)

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こんにちは!にしじゅん(@jnishimu)です。

今回、津田マガでは医師専任のキャリアコンサルタントという仕事が紹介されています。 華々しい医師という職業に今何が起きているのか。

医療の崩壊を煽るだけではなく、変化していっている医療界の状況が語られています。

また、もう1つのテーマとして四次元ポケットプロジェクトを通じた協業の苦労と工夫が語られていて、盛りだくさんのメルマガとなっています。

 

四次元ポケットプロジェクト

「四次元ポケットプロジェクト」とは、ドラえもんに登場するひみつ道具を実際に作ろうという中小企業による協業プロジェクトです。 このプロジェクトに参加した株式会社パズルの岡田行正氏と株式会社TASKOの木村匡孝氏が招かれたトークイベントで、協業を行う上での仕事術が語られていてとても興味深い内容でした。

この四次元ポケットプロジェクトの特徴は空想の世界のもので設計書は漫画の絵だけということ。 そのようにふわっとしたものを翻訳する役割が協業における重要な役割だということです。 いわゆるプロデューサーですね。

このプロデュースの部分がうまく機能するとスピード感が生まれるという事例がこの四次元ポケットプロジェクトだと思います。 わずか数ヶ月でドラえもんのひみつ道具を作っちゃうわけですから(笑)

協業においては当然相手の立場に立つということが大事なわけですが、その結果連絡手段がFAXに落ち着いたというエピソードがおもしろかったです。 メールは1日1度しか見ない、図面を送らなければいけないとなるとFAXが最適だったみたいです。

岡田氏は「発想と知識と経験」をバランス良く持っている必要があるとまとめていました。

 

医師専任キャリアコンサルタント

珍しい職業ですが、時代の流れを読んでニーズに応える形で生まれたものだと思います。 医師の転職をサポートするわけですから、普通のサラリーマンの転職と違って非常に特殊なものです。 医師専任というのは今回登場している中村正志氏のみかもしれないと言っていました。

医療の現場で何が起きているかはメルマガと中村氏の著書である「医師・医学部のウラとオモテ 「悩めるドクター」が急増する理由」を読んでもらいたいと思いますが、人生のプランと医者としてのプランを考えたときにいろいろな選択を可能性を探る人が多いようです。

メルマガ内の話の中でおもしろかったのは、ドラマ「医龍 Team Medical Dragon2」で麻酔科の役をやっていた大塚寧々さんが紫色の手術着を着ていたときに女性医師の間で紫の手術着がめちゃくちゃ流行ったというエピソード(笑) ドラマだったり漫画だったり、そういうものの影響を受けるというエピソードは聖域として扱われやすい医者に対して少し親近感が湧きました。

 

まとめ

ツイッター上の感想をいくつか拾っておきます。

津田マガの内容は、僕がピックアップした2テーマ以外にもフランスのテロに関する津田さんの論壇メモも掲載されています。 これはとても読み応えがありました。

メルマガスタンドによっては1ヶ月無料なので、ぜひ試してみてください。


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