2015/11/29

読み間違えるな、スマホの主戦場はウェブではなくアプリ。

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こんにちは!にしじゅん(@jnishimu)です。

スマートフォンの利用率データをもとにしたアプリの利用状況についてのニュース記事です。 ツイッターのコメントでも書いたようにアプリだとアップルやグーグルに依存することになり、彼らの規約変更などに振り回される可能性があります。

そのためブラウザを通してウェブから利用させる方向に進むと僕は思っていたのですが、全くそんなことにはなっていないようです。

ウェブでいうポータルはスマホのスクリーンの1ページ目

Yahoo!JAPANなどのポータルサイト、グーグルなどの検索サイト。 スマホではこれらのページを経由する必要がなくなっています。 スマホを開いたときの1ぺージ目にいかにアプリを入れてもらえるかの勝負になっているのです。

この状況においてウェブでサービスを作っていたのでは、ステップが多くなってしまってユーザに手間をかけさせることになってしまいます。 1ページ目の取り合い、少なくとも2ぺージ目くらいには滑り込んでおく必要があるでしょう。 それ以降のページにあるアプリはほとんど使われません。

iPhoneでいう1番下の固定ポジションには各自のエースアプリたちが並んでいるはずです。 ちなみに僕のiPhoneはSafari、Facebook、LINE、Tweetbotです。

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LINEの使い方はクローズドなSNS

最近周囲の人の話を聞いていて思うのは、LINEをクローズドなSNSのように使っているということです。 特定のメンバーでグループを作り、そのルームに情報を流す、流された情報に反応する。 ただのメールとしての役割であればLINEの利用時間がこんなには伸びないと思います。

SNS的な使い方をするので、反応するためだったり、新しい情報を流したりだったり、時間を使うことになるのです。 作った人の考えの枠を超えた想定外の使い方をされることはよくあることです。

しかし、ユーザーが決めた使い方がそのアプリのスタンダードな使い方になるし、もちろんそれでいいのです。 これであればLINEの利用時間がアプリの総利用時間のうちの10%以上占めているのにも納得できます。

ユーザは面倒くさがり

アプリはアップルやグーグルに依存することになるからうんぬんというのは、作る側の話です。 ユーザにとってはそんなことはどうでもよくて、使いやすものを使うだけなのです。

そして、このユーザというのは非常に面倒くさがりなので、1度面倒くさいと思われるとなかなか次は使ってくれません。 利用までのハードルが低いアプリがウェブより利用されるのは当然の流れです。

常にユーザ目線というものを忘れてはいけないですね。 ユーザは面倒くさがりという前提でアプリ開発やネットサービスは進めていく必要がありそうです。

まとめ

古い考えの人は、PCサービスありきでスマホ対応、アプリ対応と考えがちです。 スマホ、アプリだけで完結しちゃう世界が絶対に来る、もしくはもう来ているということは頭では理解できているのに行動に起こせないわけです。

スマホの世界の意見はスマホネイティブと呼ばれる、生まれたときからスマホがあった世代の意見を聞くのがいいかもしれませんね。


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