2015/11/24

「自分自身を利用してセルフブランディング」鎌田安里紗さんの情報発信。 #六本木アートカレッジ 「クリエイティブ・シャワー2015」に行ってきました。

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こんにちは!にしじゅん(@jnishimu)です。

六本木のアカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー 49階)で開催された六本木アートカレッジに参加してきました。 クリエイティブ・シャワーと題して行われた今回の六本木アートカレッジ。

そのテーマ通り、様々なジャンルの豪華ゲストのトークをシャワーのように浴びまくり、とても刺激を受けました。 前回、前々回の六本木アートカレッジに続いて今回はモデルでエシカルファッションプランナーの鎌田安里紗さん(@arisa_kamata)の講義のレポートです。

過去2つのレポートはこちら。

 

鎌田安里紗さんのお仕事

鎌田安里紗さんはモデルやエシカルファッションプランナーとして活躍していますが、現役の慶應大生でもあります。 モデルとしての雑誌出演やタレント活動をしながら、発展途上国への支援活動なども積極的に行っています。

モデルが軸としてありますが、その活動は多岐にわたっています。

ところで肩書きの1つとなっているエシカルファッションプランナーとは何なのでしょうか。 エシカルファッションとは以下のような過程で商品となっているファッションのことを指すようです。

  • 素材の選定(オーガニックコットン、リサイクルコットン)
  • 素材の購入(発展途上国からの買い付け)
  • 商品の製造(化学染料を使用せず、天然染料を使用して繊維を染色する等)
  • 商品の流通(フェアトレード)

Wikipediaより

つまり彼女は発展途上国の支援のために上記のような過程を経ることで自らの手で稼ぐための手助けを行っているというわけです。 講義の中でも言っていましたが、寄付などではできないような持続可能な支援がしたいということでこう方法を行っているようです。

モデルという立場を生かす

「モデルをやっているのは、もっと有名になって自分の活動を発信していきたいから」とのこと。 自分の得意分野を武器にして、やりたいことを実現する。 これが彼女のセルフブランディングです。

モデルという立場であれば、若いファンの女の子たちがまず自分に興味を持ってくれて、そしてファッションを通して発展途上国支援のことを伝えれば理解してもらいやすくなるということです。

なかなか自分の武器を持つことも大変だと思いますが、論理的な思考に基づいたとてもすばらしい考え方だと思いました。 ここまで聞いてとても頭がいいということが容易に分かります。

彼女のセルフブランディング手法

鎌田安里紗さんが現段階で振り返ったときにやってきたこととして以下の5点をあげていました。

  • 接点を作る
  • 雑用力をつける
  • 認知的不協和をおこす
  • 複数のコミュニティに関わる
  • すべて情報であると意識する

彼女の場合の接点は服だったり、Instagramなどの写真だったり、自分で企画した旅だったり。 これは人それぞれのやり方で接点を作る必要があると思います、僕ならこのブログとかツイッターとか。

雑用力については、誰もやらないならとにかく自分でやるということ。 前に進めるためにはそれが1番早いし、確実かなと思いました。

認知的不協和は、要はギャップ。 人はギャップに弱いですもんね、ギャルなのに慶應生みたいな。

複数のコミュニティについてはそのままで、仕事だけじゃなくていろいろなコミュニティを作って幅広くインプットするということ。 サラリーマンは意識しないと単一のコミュニティに流れてしまいがちですよね。

そして、自分をブランディングするということはあらゆることが情報として捉えられるということ。 ブログやツイッターでの発言はもちろんですが、言葉使いや服装、表情までも相手にとっては情報になるということを意識しなければいけないと言っていました。

自分がどうありたいか

鎌田安里紗さんの話を聞いて、1番大事なのは自分がどうありたいかを明確にすることかなと思いました。 そこさえ明確になれば、鎌田安里紗さんが言っていたような手法で自分なりのブランディングを進めていけるような気がします。

自分がどうありたいかを決めることが1番難しいんですけどね。 鎌田安里紗さんは常に自分を客観視する時間を作っていると言っていました。

ヨガや瞑想する時間をとってもいいですし、思考の中で敢えて客観視してみるということもやっているようです。 この辺りの意識付けの部分はとても参考になりました。

彼女のこれからの活動に注目です。

 

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