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こんにちは!にしじゅん(@jnishimu)です。
電力小売りの全面自由化が今年の4月から始まります。 それに合わせて各社がお得な料金プランを出していますが、僕がよく利用する東急線でもチラシを配って大々的にキャンペーンをやっていたので試しにどれくらい安くなるのかシミュレーションしてみました。
電気小売りの全面自由化とは
東京電力などの全国10社の大手電力による電力販売の地域独占を撤廃することを指します。 これによって我々1つ1つの家庭が電力会社を自由に選べるようになるのです。
日本の電気料金はアメリカや韓国に比べて、約2倍とも言われています。 競争を通じて電気料金を下げるのが狙いとなっています。
今回紹介する東急でんき、ソフトバンクなどの携帯会社などが参入してきています。
三段階料金制度とは
電気料金を計算をする上で重要な考え方があるのでそれを紹介します。
三段階料金制度とは、省エネルギー推進などの目的から、昭和49年6月に採用したもので、電気のご使用量に応じて、料金単価に格差を設けた制度のことです。第1段階は、ナショナル・ミニマム(国が保障すべき最低生活水準)の考え方を導入した比較的低い料金、第2段階は標準的なご家庭の1か月のご使用量をふまえた平均的な料金、第3段階はやや割高な料金となっています。東京電力ホームページより
電気の使用量に応じて、基本料金と3段階の料金に分かれていて東京電力では120kWhまでは19円43銭/1kWh、300kWhまでは25円91銭/1kWh、それより多く使うと29円93銭/1kWhとなります。
我が家の1月の電気料金でシミュレーション
1:1月の使用量(計算でこれを使います)
2:1月の電気料金
3:電気料金の内訳
4:契約内容(基本料金が決まります)
上の東京電力の値を使うと、合計18,883円です。
これを東急でんきの場合で、料金を計算します。
まずは従量電灯Bで40A契約の場合、1123.20円⇒1069.20円とお安くなります。
次に三段階料金制度の料金の違いを見ていきます。
1段階料金:19.43円 ⇒ 19.41円
2段階料金:25.91円 ⇒ 25.88円
3段階料金:29.93円 ⇒ 28.43円
燃料費調整と再エネ発電賦課金は何も変えずにそのまま使うものとします。
基本料金1069.20円 + 19.41 × 120kWh + 25.88 × 180kWh + 28.43 × 363kWh - 1146.99 + 1047円
18,277円
東急でんきだと、1ヶ月あたり606円安くなります。 単月だとごくわずかな割引のように感じますが、電気料金はいつまでも続くものなので安いに越したことはありません。
他の電力会社はどうなのか
せっかくなので電気を提供する他の会社の電気料金もシミュレーションしてみました。 僕がスマートフォン通信でお世話になっているソフトバンクでんき。
ソフトバンクでんきはサイト内で簡単にシミュレーションできるツールが用意されていました。
これで計算すると月々149円安くなるという結果が出ました。
また、価格.comでは、電気料金の比較が簡単にできるようになっています。 さすが、どんな価格でも比較するんですね。
まとめ
今回はたまたま駅で目にした東急でんきと普段スマートフォンの通信でお世話になっているソフトバンクでんきについてシミュレーションしてみました。
電気小売りの全面自由化は2016年4月から始まります。 みなさんもお得な電力会社を検討してみてください。
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